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【奨学金】ワークスタディ業務(申請~支払)の管理システムを納品しました。

こんにちは

熱血シリーズ広報部・あぜです。

今回は新しくワークスタディ業務の管理システムについてご紹介します。

 

皆さまの大学でも学生の経済的支援と社会的活動の両立ができる

ワークスタディ(学内アルバイト)を積極的に取り入れていらっしゃるかと思います。

 

日本でのTA・SAを含むワークスタディの歴史

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日本で大学院におけるティーチング・アシスタント(以下、TA)が公的に開始になったのは

1992年文部科学省によるとこの制度は、

「優秀な大学院生に対し,教育的配慮の下に,学部学生等に対するチュ

ータリング(助言)や実験,演習等の教育補助業務を行わせ,大学教育の充実と大学院学

生のトレーニングの機会提供を図るとともに,これに対する手当の支給により,大学院学

生の処遇の改善の一助とすることを目的」

とするとホームページに記載があります。

引用元:https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/003/gijiroku/07011713/001/002.htm

 

学生の経済面を支える制度=ワークスタディ制度の充実

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TAは大学院生を中心とした制度であるため、学部生に対する支援を

学内の行事や施設運営のお手伝いを学生へ依頼することで、

学生の経済的支援を可能にしたのがワークスタディ制度になります。

 

そこで、ケー・エス・ディーではワークスタディ制度の一連の流れ、

『学生エントリー→採用→ワークスタディ従事→給与計算→支払』

ひとつのシステムで完結するものを開発いたしました。

※大学様のよって差はあるかと存じます

 

『ワークスタディ業務・メインメニュー画面』

WSメニュー画面.png

 

学部・学科、各部署ごと学生からの申請~申込~勤務実績の登録を行っていただきます。

実績登録後は会計課様や財務課様にて各学生の振込口座の振込データを作成していただき業務完了です。

 

■メリット

1.データ連携が不要→他部署からデータを預かったり、またはデータを連携する必要がない

2.業務ミスの防止→振込漏れや金額ミス、二重支払いといった業務ミスを防ぐことが容易

 

また、集計機能により、大学様から文部科学省等々への報告書の作成や

月次、年次における実績データ作成もボタンひとつで可能です。

 

熱血スカラシップ・ワークスタディ業務対応機能は

熱血スカラシップを組み合わせてご利用いただくこともできますし、

ワークスタディ業務機能単体でも導入が可能です。

 

興味をもっていただいた大学様はホームページをお問い合わせ、メールもしくはお電話にてご連絡をくださいませ。

 

あとがき

一方でスチューデント・アシスタント(以下、・SA)には文部科学省による提言はなく各大学に一任する状態が続いています。

このSA・TA制度が学生の教育にどういう影響があるのか?については

今現在も多くの大学で大きな研究テーマのひとつとして取り扱いがあります。

※研究に興味を持たれた方へ

 廣中レポートが有名ですが、インターネット上では見つけることができませんでした。

 代わりに文部科学省内にあった報告書のリンク先をご紹介します。

 https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/012/toushin/000601.htm

 

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